シン・ゴジラ作品賞!第40回日本アカデミー賞
【第40回日本アカデミー賞】
『シン・ゴジラ』作品賞を含む最多7冠で圧勝!
第40回日本アカデミー賞授賞式が3日、
港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、
映画『シン・ゴジラ』が最優秀作品賞と
最優秀監督賞を含む最多7冠に輝いた。
そのほか音楽賞以外の
技術部門を総なめにして、
他を寄せ付けぬ圧勝となった。
『エヴァンゲリオン』シリーズの
庵野秀明さんが
総監督・脚本、
『進撃の巨人』シリーズの
樋口真嗣さんが監督・特技監督を務め、
『ゴジラ』国内シリーズとしては
約12年ぶりに製作された本作。
現代日本に出現したゴジラが、
戦車などからの攻撃を
ものともせずに暴れる姿を活写し、
邦画実写作品としては
『永遠の0』(2013)以来に
興行収入80億円を突破する大ヒットを記録した。
◆シン・ゴジラも3月22日から配信予定
日本アカデミー賞協会・岡田裕介会長は
「どこかの国と同じように
間違えないようにしたいと思います」
と先日行われた
米アカデミー賞授賞式で作品賞が誤って
アナウンスされた
ハプニングを引き合いに笑いを誘いつつ、
最優秀作品賞を発表すると、
主演の長谷川博己さんら『シン・ゴジラ』の
キャスト・スタッフは互いに顔を見合わせ、
握手をして喜びを分かち合ってから壇上へ。
庵野監督はスケジュールの都合で欠席したため、
最優秀監督賞に続けてスピーチすることになった
樋口監督は
「みんな怒ってませんか? 大丈夫ですか?」
と戸惑いつつ、
「毎日、過酷な状況で映画を作っている
スタッフのみんなにも
いつかこういう時が来るよって
声を大にして言いたいと思います。
みんな頑張ろう!」
とエールを送り、感謝。
内閣官房副長官の主人公・矢口蘭堂を演じた
長谷川博己さんも
「皆さんちょっと引いている気がしたんですけど、
大丈夫ですか?」
と心配しながら、
「特撮映画とか、こういう怪獣映画で
作品賞って今までなかなか
なかったんじゃないかと思います」
と感慨深げ。
岡田会長は発表の際に
「頑張って日本映画を支えていきましょう」
と呼び掛けていたが、
「この映画の一つのテーマでもある
みんなで力を合わせて何かを倒すというのは、
先ほど岡田会長が言っていたことに
つながるんじゃないかと思います」
と喜んだ。
英語交じりで話す
カヨコ・アン・パタースン米国大統領特使
という難しい役に挑戦し、
優秀助演女優賞を受賞した
石原さとみさんは
「庵野秀明さんが書かれた脚本が本当に面白くて、
一文字一文字本当に魅力的で、
それをわたしが汚してしまうんじゃないかと
震えていたんですけど」
と重圧を吐露しながらも、
「庵野さんに最後にカヨコが
石原さんで良かったと
言っていただけて涙が出ました。
ゴジラに関わったこの2年間、
胃が痛い毎日だったんですけど、
それが今日、こういう場で
終わることができて救われました」
と安堵の表情を見せた。
◆シン・ゴジラも3月22日から配信予定
『シン・ゴジラ』に続いて
『君の名は。』が最優秀脚本賞(新海誠監督)と
最優秀音楽賞(RADWIMPS)、
『湯を沸かすほどの熱い愛』が
最優秀主演女優賞(宮沢りえさん)と
最優秀助演女優賞(杉咲花さん)の2部門で受賞。
最多11部門12賞の優秀賞を獲得していた
『怒り』は、妻夫木聡さんの
最優秀助演男優賞のみに終わった。(編集部・中山雄一朗)
◆シン・ゴジラも3月22日から配信予定
受賞結果は以下の通り。
■最優秀作品賞
『シン・ゴジラ』
■最優秀アニメーション作品賞
『この世界の片隅に』
■最優秀監督賞
庵野秀明(総監督)/樋口真嗣(監督)『シン・ゴジラ』
■最優秀主演男優賞
佐藤浩市『64−ロクヨン−前編』
■最優秀主演女優賞
宮沢りえ『湯を沸かすほどの熱い愛』
■最優秀助演男優賞
妻夫木聡『怒り』
■最優秀助演女優賞
杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』
■最優秀脚本賞
新海誠『君の名は。』
■最優秀撮影賞
山田康介『シン・ゴジラ』
■最優秀照明賞
川邉隆之『シン・ゴジラ』
■最優秀音楽賞
RADWIMPS『君の名は。』
■最優秀美術賞
林田裕至/佐久嶋依里『シン・ゴジラ』
■最優秀録音賞
中村淳(録音)/山田陽(整音)『シン・ゴジラ』
■最優秀編集賞
庵野秀明/佐藤敦紀『シン・ゴジラ』
■最優秀外国作品賞
『ハドソン川の奇跡』
■新人俳優賞
杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』
高畑充希『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
橋本環奈『セーラー服と機関銃 −卒業−』
岩田剛典『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
坂口健太郎『64−ロクヨン−前編』『64−ロクヨン−後編』
佐久本宝『怒り』
千葉雄大『殿、利息でござる!』
真剣佑『ちはやふる −上の句−』『ちはやふる −下の句−』
■話題賞
作品部門:『君の名は。』
俳優部門:岩田剛典『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
(※敬称略 新人俳優賞、話題賞は最多受賞数に含まず)
引用元記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170303-00000031-flix-movi
『シン・ゴジラ』作品賞を含む最多7冠で圧勝!
第40回日本アカデミー賞授賞式が3日、
港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、
映画『シン・ゴジラ』が最優秀作品賞と
最優秀監督賞を含む最多7冠に輝いた。
そのほか音楽賞以外の
技術部門を総なめにして、
他を寄せ付けぬ圧勝となった。
『エヴァンゲリオン』シリーズの
庵野秀明さんが
総監督・脚本、
『進撃の巨人』シリーズの
樋口真嗣さんが監督・特技監督を務め、
『ゴジラ』国内シリーズとしては
約12年ぶりに製作された本作。
現代日本に出現したゴジラが、
戦車などからの攻撃を
ものともせずに暴れる姿を活写し、
邦画実写作品としては
『永遠の0』(2013)以来に
興行収入80億円を突破する大ヒットを記録した。
◆シン・ゴジラも3月22日から配信予定
日本アカデミー賞協会・岡田裕介会長は
「どこかの国と同じように
間違えないようにしたいと思います」
と先日行われた
米アカデミー賞授賞式で作品賞が誤って
アナウンスされた
ハプニングを引き合いに笑いを誘いつつ、
最優秀作品賞を発表すると、
主演の長谷川博己さんら『シン・ゴジラ』の
キャスト・スタッフは互いに顔を見合わせ、
握手をして喜びを分かち合ってから壇上へ。
庵野監督はスケジュールの都合で欠席したため、
最優秀監督賞に続けてスピーチすることになった
樋口監督は
「みんな怒ってませんか? 大丈夫ですか?」
と戸惑いつつ、
「毎日、過酷な状況で映画を作っている
スタッフのみんなにも
いつかこういう時が来るよって
声を大にして言いたいと思います。
みんな頑張ろう!」
とエールを送り、感謝。
内閣官房副長官の主人公・矢口蘭堂を演じた
長谷川博己さんも
「皆さんちょっと引いている気がしたんですけど、
大丈夫ですか?」
と心配しながら、
「特撮映画とか、こういう怪獣映画で
作品賞って今までなかなか
なかったんじゃないかと思います」
と感慨深げ。
岡田会長は発表の際に
「頑張って日本映画を支えていきましょう」
と呼び掛けていたが、
「この映画の一つのテーマでもある
みんなで力を合わせて何かを倒すというのは、
先ほど岡田会長が言っていたことに
つながるんじゃないかと思います」
と喜んだ。
英語交じりで話す
カヨコ・アン・パタースン米国大統領特使
という難しい役に挑戦し、
優秀助演女優賞を受賞した
石原さとみさんは
「庵野秀明さんが書かれた脚本が本当に面白くて、
一文字一文字本当に魅力的で、
それをわたしが汚してしまうんじゃないかと
震えていたんですけど」
と重圧を吐露しながらも、
「庵野さんに最後にカヨコが
石原さんで良かったと
言っていただけて涙が出ました。
ゴジラに関わったこの2年間、
胃が痛い毎日だったんですけど、
それが今日、こういう場で
終わることができて救われました」
と安堵の表情を見せた。
◆シン・ゴジラも3月22日から配信予定
『シン・ゴジラ』に続いて
『君の名は。』が最優秀脚本賞(新海誠監督)と
最優秀音楽賞(RADWIMPS)、
『湯を沸かすほどの熱い愛』が
最優秀主演女優賞(宮沢りえさん)と
最優秀助演女優賞(杉咲花さん)の2部門で受賞。
最多11部門12賞の優秀賞を獲得していた
『怒り』は、妻夫木聡さんの
最優秀助演男優賞のみに終わった。(編集部・中山雄一朗)
◆シン・ゴジラも3月22日から配信予定
受賞結果は以下の通り。
■最優秀作品賞
『シン・ゴジラ』
■最優秀アニメーション作品賞
『この世界の片隅に』
■最優秀監督賞
庵野秀明(総監督)/樋口真嗣(監督)『シン・ゴジラ』
■最優秀主演男優賞
佐藤浩市『64−ロクヨン−前編』
■最優秀主演女優賞
宮沢りえ『湯を沸かすほどの熱い愛』
■最優秀助演男優賞
妻夫木聡『怒り』
■最優秀助演女優賞
杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』
■最優秀脚本賞
新海誠『君の名は。』
■最優秀撮影賞
山田康介『シン・ゴジラ』
■最優秀照明賞
川邉隆之『シン・ゴジラ』
■最優秀音楽賞
RADWIMPS『君の名は。』
■最優秀美術賞
林田裕至/佐久嶋依里『シン・ゴジラ』
■最優秀録音賞
中村淳(録音)/山田陽(整音)『シン・ゴジラ』
■最優秀編集賞
庵野秀明/佐藤敦紀『シン・ゴジラ』
■最優秀外国作品賞
『ハドソン川の奇跡』
■新人俳優賞
杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』
高畑充希『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
橋本環奈『セーラー服と機関銃 −卒業−』
岩田剛典『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
坂口健太郎『64−ロクヨン−前編』『64−ロクヨン−後編』
佐久本宝『怒り』
千葉雄大『殿、利息でござる!』
真剣佑『ちはやふる −上の句−』『ちはやふる −下の句−』
■話題賞
作品部門:『君の名は。』
俳優部門:岩田剛典『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
(※敬称略 新人俳優賞、話題賞は最多受賞数に含まず)
引用元記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170303-00000031-flix-movi